能登半島地震 チャリティ営業

2024年1月5日

能登半島地震 チャリティ営業のお知らせ

2023年1月5日

能登半島地震 チャリティ営業

【終了後のご報告】

2024年のお店の営業は1月6日(土)からの予定でしたが、
一日早めて、
元旦に発生した能登半島地震のチャリティー営業を行いました。
急な告知にもかかわらず、
たくさんの方々に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
また、SNSでの告知にご協力くださった皆様のおかげで、
多くの方に知っていただくことができました。
重ねて感謝申し上げます。

「急なことだし、お一人でも来ていただけたら」という思いでしたが、
オープンと同時にお客様が途切れず、
古本とカフェの売上げが82,160円、募金が9,253円、
寄付総額91,413円が集まりました。
そこに火星の庭からの分を合わせた10万円を「CIVIC FORCE」に
振込みができたことをご報告いたします。

         公益社団法人CIVIC FORCE  ↓webサイトはこちら
         https://www.civic-force.org/index.html

「輪島市に親戚がいて家が壊れてしまいました。いま避難所にいるけれど、
会いに行くこともできずに心配しています」というお子さま連れのお母さん。
「実は、わたしは七尾市出身なんです」という若い人。
「出張で東京の高層ビルの中にいて、東京もかなり揺れたんですよ」という会社員の方。
「どうしてもあの時のことを思い出す」という方。
「この取り組みをやっていただいてありがとう」と言ってくださった何人かの方々。
皆さんちょっとずつ、心のなかにあったことをぽつぽつと話してくれました。
初めは、本とカフェの時間を通じて寄付ができたらという思いから始まったのですが、やってみて感じたのは、寄付を集めるのと同じくらい「ぽつりぽつり話す場」の必要性でした。

最後に。閉店して身体中が疲れにおおわれてぼーっとしていると、
市役所にお勤めのOさんが仕事帰りにやってきて、「今からでもいいですか」と本棚を眺めて本を購入されました。その後、「実は渡したいものがあるんです」と鞄からビニール袋を取り出しました。
よく見ると袋いっぱいの小銭!Oさんが子どもの頃から少しずつ貯めていた小銭を、昨年末に実家から持ってきたところ、大地震が起きてこれを使うのは今だ!と思い立ち、 今朝、自宅から抱えて持ってきたというのです。数えたら500枚以上ありました。
感激しながら、ありがたく寄付に加えさせていただきました。
後ほどOさんからメールが届きました。
「小学生の頃にお正月の福引で当てたドラえもん貯金箱に、
社会人になって転勤して仙台市に住むまでずっと貯めてたお金です。
駄菓子やオモチャは買わなかったけれど、小学生の頃の私に恥じない使い方ができて良かったです。」とありました。

Oさんに仙台の市役所はどんな状況ですか?と聞くと、
「職員が北陸に救援に行っています。今は水道関連ですね。
その後は罹災証明発行のサポートになるでしょう」ということです。
3.11の経験がきっと生かされますね。
どうかこれ以上、地震の被害が広がらないことを、
一刻も早く皆さんに平穏な日常が戻ることを切に願っております。

募金箱はひきつづき店内に置いてあります。
近いうちに第二弾の寄付もできればと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。