今日で6月は終わり。 Book! Book! Sendai 2009 〜6月の仙台は本の月〜 も終了です。たくさんの方にお世話になりました。どうもありがとうございました! 古本縁日から一箱古本市まで、たった1週間の出来事とは思えない。「ありがとうございました」と言いたい人が多過ぎて誰から言っていいのかわからない。メールで言うのは味気ない。電話ではご迷惑だし、葉書は昔は毎日書いたが(「ハガキ道」をやっていた頃もあった)、今はやたら時間がかかるようになった。時間だけが冷淡に過ぎていく…。 正直、終わった実感がまだない。飛行機が着陸してもすぐには止まれないみたいに…。頭のなかでさまざまな映像がくるくるまわっている。「古本縁日」の2日目をのぞけば、梅雨時とは思えないような晴天に恵まれ、どのイベントも素晴らしかった。素晴らしかっただけに裏方としてもっとできたのではないか、という思いもある。 仙台で本のイベントをやることの課題がたくさん見つかったが、1回や2回やっただけで結果が出るはずはないので、「仙台、捨てたもんじゃない」って思えた感触を大事にしつつ、次に活かしていければと思う。 1週間のうち、6日飲みに行って、計7人が我が家に泊まって、メールを205件送受信した。台湾に住む妹に「姉ちゃんの日記、読むだけで疲れる」と言われて、あぁ今どきは濃い奴は好かれないのだろう、とわかってはいるけれど、過剰なものを期待されているような気もして(笑)、やっぱり報告しようと思うのです。 順に書いていきます。よければ気長におつき合い下さい。 ◆★武藤良子原画展「みんな夢の中」 2009-6/18(木)〜7/6(月) 絵の説明なんて無粋なので、観ていただくしかないのですが、武藤良子さんの絵は気持ちいい。 絵は売らないことにしているそう。書き文字もいいので、イラストと書き文字の入った「大阪京都死闘編 〜武藤良子関西旅行記〜」(2008年刊/わめぞ文庫001)おすすめです。税込500円で好評発売中。残部わずか! 武藤さんは5月と6月に2回仙台へ来てくれました。武藤さんのブログ『m.r.factory』にくわしく載っています。武藤さんの眼で見た仙台は武藤さんの絵のよう。画家は風景を写す眼と描く眼、2種類持っているんだな。 展示初日、最近は外で飲むのが多いけど、ほんとうは手料理でもてなすのが一番だと思うので、今夜は私の料理を食べていただこうと自宅で宴会。ちょうど和田さん野菜の入荷日だったので、新鮮無農薬野菜とそばクレープの献立。武藤さん、もりもり食べてくれて作り甲斐がある。食べる人大好き。 ◆「わめぞ古本縁日 in 仙台」 6/20(土)〜6/21(日) ケンが「わめぞを見ているとサイボーグ009を思い出す」と言った。その一人一人の際立ったキャラ、特殊な能力…、たしかにそうかもしれない。ワゴン2台でやってきて、またたく間に火星の庭とマゼランに縁日をつくりあげ、踊り、笑い、歌い、飲み、食べ続けた。雨が降ってもテンションは落ちなかった。 ◆・6/19(金)「わめぞ古本縁日 in 仙台」前日=搬入日 「古本縁日」搬入の日。あまりにも天気がよく、明日と明後日にとっておいてくれよと思う。搬入は閉店後なのだが、ある目的のために往来座・瀬戸さん、立石書店・岡島さんは車で昼に火星の庭へ到着。瀬戸さんとケンがとうとう対面、二人の間で何かが通い合っているのを私は感じた…。武藤さんも一緒に仙台駅前へ。新幹線でやってきた古書現世・向井さん、浅生ハルミンさんと合流。目指すは駅前朝市へ。アメ横ビルの地下にある居酒屋のランチ「まぐろ中落ち御膳」(700円)を食べるのだ。思えばここの話をしたときから、仙台でのわめぞイベントは走り出した。わめぞで一番腰が重いと言われる瀬戸さんに「中落ち御膳」の話をしたときの眼光。あんな眼されたら、恐そうな親方に限定の「中落ち御膳」を6人分取っておいてほしいと頼むのも全然へっちゃらですよ、ほほほー。食後はそれぞれ仙台、塩竈、松島観光へお出かけ。私は良い子にお店でお仕事。 閉店時間が近づくと、わめぞメンバーがぞくぞくと集まってきた。藤井書店・ラッパー・リボー君が運転するワゴンが着いて、全員集合。ガシガシ車から本と什器を降ろし、ヒモをほどきラックを組み立てる。冗談を言いながらも手は一時も休まず、またたく間に古本市ができていく。 チョロチョロと動いている小動物は、ウチの娘。自営業を見て育ったせいか、すでに働く体質になっている…。20冊しばりの本を運ぶかよ、6歳が。正味一時間で完成。M社のAさんや「空にパラフィン」さんもご到着。ピッポさんは遅れるとの連絡。お腹も空いたし、喉も渇いたところで国分町へ。20人近くでぞろぞろ移動。先頭は娘…。なんであんた、国分町への道わかってんの? K店は昨年末に向井さんと来たときに巨大な牛タン串焼きを食べて、「あ〜、わめぞのみんなに食わせたい!」と言っていたので貸し切り予約をした。みんな何を食べてもオイシー!!と絶叫。いつもより何倍もおいしく感じる。 ピッポさんに「庭番便りはいつも冷静だけれど、前野さんはアップダウンはないの?」という意味のことを聞かれ、私がどれだけメールやネット発信が苦手か、この庭番便りも実は長〜く作文した後読み返して、ケンにも推敲してもらって、愚痴・迷い等々の部分は削ってアップしていることを伝えると意外そうだった。そうなのです。ここは日記と違ってお店のページなので、私的になってはいけないと思ってはいるのです。削って載せない愚痴や迷いも、一度文章化した事で結構解消されたりもする。その後、俳句の話。俳句は私的でも公的でもない言葉でつくる。私にとって精神のバランスをとる大切な役目をしている。 友人のMちゃんの好意に甘えて別宅を宿として貸していただき、わめぞの人達を案内する。古いが立派な家で、1階は男性陣、2階は女性陣、計10名が同じ屋根の下に。予定の時刻より大幅に遅刻して到着すると「クミちゃんだから、こうなると思った」とMちゃんに言われ、返す言葉がありません。Mちゃんは保育園を経営するやさしい保母さん。尊敬しています。わめぞのみんなもどんなところかと想像をたくましくしていたようですが、Mちゃんのやさしい笑顔を見て大喜びの様子だった。 ◆・6/20(土)「わめぞ古本縁日 in 仙台」初日 なんとか曇り。夜更かし朝寝坊の娘をやっと起こし保育園へ送って、駅前朝市で今夜のパーティーの食材を仕入れて店へ行くと、すっかり古本縁日はできあがっていた。窓の外に並んだ古本と雑貨の棚。武藤さん作の万国旗のような看板が楽し気にゆれている。 11時前にお客様がぽつぽつ来はじめて、ずっと途切れない感じ。昼頃に荻原魚雷さん、東京堂書店の畠中さん、晶文社のTさん、古本イベントでよくお会いするKさん、リブロ名古屋の青木さん、海月書林の市川さんも!なんだかすごいメンバーが歩道でわいわい歓談したり、盆踊りしたり!?ハルミンさんがアンティークの丸椅子にポッと座っているのが絵になる。それだけでお客様が寄ってきそう。ハルミンさん原作の映画「私は猫ストーカー」の封切りがもうすぐ!仙台で観たいよー。 火星の庭の常連さんもたくさんいらしてくださって、わーーありがとうございますぅと挨拶してまわる。女性のほとんどがハチマクラさんの棚に吸い寄せられていく。古本好きの男性の方々からは往来座さんの品揃えに感心する声が多い。あ!いがらしみきおさんが。はじめまして、来週のトークよろしくお願いします!!リクエストで向井さん、ハルミンさん、王子、瀬戸さんに火星の庭セイロンカリーの出前をしたり、「下町ぴっぽん娘」が流れるなか、ほんと縁日みたいに楽しい空気がながれていた。 夕方、自転車で共同開催のマゼランに行ってみる。旅猫雑貨店の和雑貨が色とりどりに飾られ、こちらもムードたっぷり。マゼラン店主洋平君に聞くと、にぎわっているようでよかった、よかった。 岡島さんと立ち話。リボー兄にイエイまたね、と言って酒屋へ。日本酒とワインを買い込んで、宴会モードへ。 縁日を続けたまま、パーティーへ突入。正確な人数は不明。40名くらいか。火星の庭に入りきれず、歩道まで人があふれる。 (↑なにがなんだかわからない写真しか残ってません!) 香川で讃岐うどんの修行のため3年間住んでいたyumboのドラムの山路さんに頼んで、この日手打ちうどん30人分を持ってきてくれた。友人のHさんはインド人直伝のカレーとサモサを20人分。加えて朝市で仕入れたかつおとホヤ、笹かまがメニュー。更に今回は来れないからと、東京のふぉっくす舎・NEGIさんからワイン4本が届いた!NEGIさんの偉大さに感動。ビール40缶、日本酒2升、焼酎1升、ワイン6本がするする空いていく。すごい夜だ。 遅れて武田さん、stockの吉岡くん到着。(後で聞いたが「ちょっと離れたところから人がたまっているのが見えて、歩道で寝ている人もいるし、やばい雰囲気だな火星の庭じゃないよな、って思っていたら火星の庭だったんで、引き返して帰ろうかと思った(笑)」だって。) 酔いがまわってから自己紹介。まずB! B! S武田代表がわめぞへ感謝の言葉を延べる。順々にまわって、わめぞになるとみんな名前を言わない(笑)。リボー君はラップ自己紹介、だんだん下ネタになっていって可笑しい。私には大ヒットだったが、わめぞ慣れしていない仙台勢はぽかんとしている。それを察してか、最後向井さんがビシッと決めた。ほーー、さすが。でもわめぞ全員がビシッと決めたらそれはそれでつまらない。ありえないが(笑)。 一人帰り、ふたり帰りして、まったり夜が更けていく。魚雷さんが2回寝てまた復活(笑)。stock吉岡くんがフランス帰りの時差ボケから深夜に絶好調。リボー君とラップの応酬。しまいに服まで取り替えてノリノリ。吉岡、あんただって相当危ないよ…。リボー君コンビニでビール10本くらい買ってきてすべての栓を開ける。これもひとつの愛の表現。午前3時。解散。家へ帰ると向井さんから「道に迷った!」と電話が…。 あと数時間で古本縁日2日目が始まる。 ◆・6/21(日)「わめぞ古本縁日 in 仙台」2日目(最終日) 雨だ。先に店へ行ったケンから古本縁日の半分を店内でやる、という連絡が入る。最終日だし、どーんと使って!と思う。お客様は少ないけど、その分ゆっくり見ていく人が多い。遠くからやってきて、少しでも荷物が軽くなるといいなと思いつつ雨足は速くなるばかり。なのにわめぞの皆さんは落ち込んだ様子もなく、楽しそうにしている。でもほんとはびっくりしたと思うのだ東京と仙台の違いに。 チラシを何千枚も配り、ネットやメールで毎日呼びかけて、お会計の度にお誘いして、それでも仙台で人を呼ぶのはほんとうにむずかしい。今、人は何に一番興味があるんだろう。何だったらほしいと思うのだろう。私はそれをどのくらい知っているのだろうか、方法が間違っているのかと何度か考えた。私の力不足はもちろんだが、もし本を求めている人がこの街に私が考えるほどいないなら、はて、努力でなんとかなるものなのか、それもまた考えた。 昔から火星の庭に来ていただいているある機関の人が古本縁日を見にきて、ある場所で古本市をやらないかと提案をしてくれた。否定してばかりでは何も生まれない。7月になったら打ち合わせしましょう、と返事をする。 17時、銭湯や文学館、ブラザー軒に行っていた人が戻ってきて、わめぞのみんなが集合し、古本縁日が終了。最後まで笑いが絶えなかった。搬出もポンポン手際よく進む。ばらばらに見えるわめぞが鮮やかなチームプレーで片付けていく。岡島さんの〆の挨拶。そして記念撮影。 濃かった3日間がみんなの表情に刻まれている。ありがとう、わめぞ。はるばる来てくれて、見事仙台の人達を楽しませてくれました。そしてご来場いただいた皆様に感謝です。ありがとうございました。 終わった後もサプライズは続きました。わめぞの皆様がアップした日記を読み、呆然としました。どんな思いで仙台まで来てくれたのか、ぜんぜんわめぞをわかっていなかった。もう一度やれたらいいな。これで終わりにしたくない、と今思っています。 どうぞこの次をお楽しみに。そのときはまた皆さん遊びに来てくださいね。 =============================================== 〜 わめぞメンバー 仙台での日々 リンク集です 〜 ===============================================★古書現世店番日記 「明日、仙台に行きます」 「仙台初日」 「仙台2日目、古本縁日初日!」 「仙台3日目、古本縁日最終日!」★往来座通信=店主・瀬戸 「未ずんだ」 ★m.r.factory(武藤良子) 「先走りじゃない仙台1日目」 「先走りじゃない仙台2日目」 「先走りじゃない仙台3日目」 「先走りじゃない仙台4日目」★Pippo(文系ファンタジックシンガー)ブログ「lady pippon」 「牛タンとの真剣勝負〜仙台上陸の夜〜 6/19」 「釣りとふぁんたじい in 仙台 篇♪ 6/20ー1」 「わめぞの古本縁日 in 仙台篇 6/20−2」 「わめぞの古本縁日 in 仙台篇 〜あたたかな夜〜 6/20−2 後半」 「せつなき朝〜ヤマメ恋し…広瀬川慕情〜 6/21−1」 「わめぞの古本縁日 in 仙台篇 〜二日目〜 6/21−2」 仙台行に関するPippoさん執筆の記事は、 『早稲田古本村通信 208号』にも★旅猫雑貨店 路地裏縁側日記 (最後にみんなで撮った集合写真ほか写真たっぷりです。) http://tabineko.seesaa.net/★往来座通信=店員・なつき(魚月) 「金曜、一日目」 ★退屈男と本と街(退屈男) 「古本縁日」★「空にパラフィン」 「帰京・車内にて」================================================= ◆ わめぞの次のイベントは今度の土日です!7/4(土)、5(日)の2日間、南池袋・古書往来座にて、『第15回 古書往来座外市 〜軒下の古本・雑貨縁日〜』 詳細はこちら!みなさま、どうぞよろしくー!晴れますようにー!!往来座さんの『照る照るロボ・晴ーリー(ハーリー)』が現在、我が家に滞在中なので(事情はまたあらためて!)、間に合うように送らないと! ◆ さてこの「庭番便り」での『Book! Book! Sendai 2009』イベントご報告シリーズ、この後は、---------------------------------------------------6/25(木) 「仙台本の博覧会 センダイボンパク」6/25(木) 太宰治生誕100周年記念 一人語り「きりぎりす」6/26(金) 「私のブックカフェをつくろう」ブック・カフェ講座6/26(金) いがらしみきお×塩山芳明トークイベント6/27(土) 一箱古本市 in サンモール一番町---------------------------------------------------と続いて行きます!
〜6月の仙台は本の月〜 をキャッチフレーズに、 本を語る、学ぶ、作る、遊ぶ、演じるなどのイベントを行いました。 街のあちこちで本と出会っていただけたでしょうか。 大盛況でした昨日=6月27日の 「一箱古本市 in サンモール一番町」をもちまして、 全てのイベントが終了いたしました! お世話になった全ての皆様、ありがとうございました! ご来場下さった皆様、ありがとうございました! Book! Book! Sendai メンバーのみんな、おつかれさま!やったね! 各イベントの詳しいご報告は、今書いてます!順次、この『庭番便り』 でアップしていきます! ◆ 「全てのイベントが終了」と書きましたが、「展示企画」に関しては まだやってます!『武藤良子原画展/みんな夢の中』、火星の庭にて 開催中です。終了間近、どうぞお見逃しなく。 ◆ Book! Book! Sendai メンバーでいつも記録写真を撮って下さってい る佐藤正実さんの『風の時編集部ブログ』にて、各イベントのご報告 が、多数の写真とともに既にアップされています。ご覧ください!
「センダイボンパク」「きりぎりす」本日、開催しました。延べ120名の方にご来場いただきました!ありがとうございます。 会場はどちらも、仙台市市民活動サポートセンターの地下1階にある『市民活動シアター』です。 「センダイボンパク」は二部構成。第一部の「仙臺文化」渡邊慎也さん、早坂信子さんの「仙台出版むかし語り」はお二人の書物愛があふれる内容で、江戸〜明治〜大正〜昭和を本というタイムマシーンに乗って自在に飛んでいるような心地でした。私の挨拶がダメダメだったことだけがマイナスでしたが…。「私、挨拶下手なのよ〜」って言っても「またーよく言うよ」とだれも信じないので、やらせていただいたところボロボロ、ショボショボ。「いつもあんなに滑舌いいのに!」と。ご来場の皆様にはお聞き苦しいことですみませんでした。しかし、メモを持っているのに読めなくなるっていうのは、自分でも不思議だった。 第二部「いま仙台で本をつくる」では、仙台で出版にたずさわる8名の方々のお話をお聞きしました。みなさん、作られているものは違っても、本へのこだわり、仙台を想う気持ちが真に迫ってきました。もっともっと聞きたかったです。第二部の司会はライター/編集者の大泉浩一さん。名司会でした。 夜の部の「きりぎりす」は白鳥英一さんの迫真の演技、澁谷浩次さんのピアノの即興演奏ともに、完璧な世界をつくりあげていました。 なにかを作り出すこと、伝えることのエネルギーのすごさをあらためて感じることができたふたつの企画。私も「つくりだす」気持ちを忘れないでいようと思いました。 「センダイボンパク」「きりぎりす」出演者の皆さん、センターのスタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、ありがとうございました!平日にもかかわらず、ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!そして、メンバーのみんな、おつかれさま〜! ◆ 明日は、「ブックカフェ講座」と「いがらしみきお×塩山芳明トーク」です。会場は今日と同じ『市民活動シアター』。 ブックカフェ講座では、「貸本喫茶ちょうちょぼっこ」の福島杏子さんと私の2人がナビをします。さきほど「きりぎりす」終演後、会場に12個の3人用長テーブルをセッティングしてきました。2時間で参加者の皆様と何かをつくりだせたらいいな、と思います。 夜の部いがらし×塩山トークではシアターが笑いで揺れることを約束します。花火大会でいうナイアガラです。 さぁ、Book! Book! Sendai 主催イベントあと2日。天気も味方なようですし、仙台の本の月、楽しみましょう。 ◆「古本縁日」の、庭番での報告は、もう少し待ってね(脳内で熟成中)
古本縁日、2日間ご盛況いただきました。1日目はぎりぎりくもり、2日目は小雨→中雨とせつない天気でしたが、(ここまで書いて怒濤の日々に突入) すみません。古書現世さんや往来座さんのブログや早稲田古本村通信を読んで大笑いしたり、うるっときている場合でなく、自分もちゃんと報告しろ!と思いつつ、なんなのーー、ひえ〜〜〜っと、次のことが迫りまくっています。 古本縁日、搬入もあわせて3日間とは思えないほど濃い時間でした。こんな日々はめったにないと思うので、じっくり報告したいのです。なのでもう少し、待っててくらはい。 ◆ わめぞメンバーをはじめ、東京からいらっしゃった皆さんが 既に仙台での日々をアップしてくださっていまして… ★古書現世(向井透史・早稲田):初日・二日目・三日目 ★古書往来座(南池袋) ★チンチロリン商店(文系ファンタジックSinger ピッポ) ★旅猫雑貨店(雑司が谷・和雑貨と本) ★m.r.factory(武藤良子) ★文壇高円寺(荻原魚雷) 私も早く!と思うのですが…◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 昨日、6/22は渡邊慎也さんと「センダイボンパク」の第一部=『〜仙台出版むかし語り〜』の打ち合わせ。 渡邊さんから、展示用の本34冊をお預かりする。江戸後期の養賢堂教科書にはじまって、寺子屋教科書、出版検閲の頃の「東北文藝」など、どれも貴重なものばかり。「日本に一冊しかない本もありますから」と言われ、緊張する。だれか私に(本に)ボディガードをつけて!!と思う。 ◆ 入れ替わりに大泉さんがやってきて、今度は「センダイボンパク」の第二部=『〜いま仙台で本をつくる〜』の打ち合わせ。 第二部のコーディネーターは大泉さんにお願いしたが企画は私がした。「そもそもどんなねらいがあるの?」「なんでやろうと思ったの?」「何を聞きたいの?」と核心をつく突っ込みをスパルタ式に受ける。エエ〜〜〜ン。いじめないでー。というのは通じない相手であるし、もちろん大事なことなので、ひとしきり語ると「よし。前野久美子の言いたいことはわかった」と言ってもらってほっとする。 ◆ 閉店後、「きりぎりす」のリハで白鳥さん、澁谷さんやってくる。白鳥さん一人で全編の台詞を覚えないといけない。つまづくとこちらもどきっとする。昨夜の夢が「きりぎりす」本番の舞台に私がいて台詞を忘れて血の気が引く、というものだった。私が出るわけじゃないのに。緊張がうつったのだ。 ◆ 本日6/23。午前中は「今日、引っ越すので」という待ったなしの買取りへ。建築、旅、仙台郷土関係の渋いものがたくさん。ありがたい。 ◆午後はあさってからのBook! Book! Sendaiの会場セッティングと「きりぎりす」のリハーサルを行っていました! ◆ 途中、お店に戻って「ブックカフェ講座」のシナリオ&進行表を作って、講座にご出演いただく貸本喫茶ちょうちょぼっこの福島さんに送る。ぎりぎりになってしまって申し訳ないと思っていたのだが、こちらの意図をわかっていただけたようで、おもしろくできそうです。 実はこの企画だけは私の提案ではない。『Book! Book! Sendai 2009』の企画を立てている時、あれこれ提案していたら、「前野さん、人を出すことばかり考えてないで自分も出なさいよ」といっせいに言われたのだ。「あぁ、申込みあるだろうか」と思っていたら、なんとけっこう予約が入っているそうです。楽しんでいただきつつ、「何か」を持って帰ってもらえるようがんばります。 ◆ 再度サポセンへ。19時に「きりぎりす」のゲネプロを観に行く。白鳥さんは和服を着て作家に扮している。太宰が「きりぎりす」を書き上げ、はじめて読んでいると言う設定。座り、立ち上がり、ときに寝転びながら、台詞をつぶやく。白鳥さん台詞がすべて入っている。舞台の左袖にグランドピアノ。澁谷さんが絶妙にからむ。 火星の庭のリハのときとはまるで違う雰囲気で、はじめて観る芝居のようだった。文庫で読んでいた「きりぎりす」に生命が宿ったような、生きている物語になっていた。となりで見ていた人は泣いていた。 人は無垢なまま生きられるのか?純粋であろうとすることはどんなことか、追求し続けた太宰の声が聞こえてきた。得難い、すばらしい芝居です。まだ少し席に余裕があります。一回だけの公演、どうぞお見逃しなく。ほんとに。 22時過ぎに店に戻って、展示資料のリストづくり。渡邊さんはパソコンをしないので、いただいたリストを打ち直す。仙台の江戸から戦後の出版物をキーボード打ちながら勉強しています。いや勉強、させていただいています。 ◆さあ!この後は、---------------------------------------------------6/25(木) 「仙台本の博覧会 センダイボンパク」6/25(木) 太宰治生誕100周年記念 一人語り「きりぎりす」6/26(金) 「私のブックカフェをつくろう」ブック・カフェ講座6/26(金) いがらしみきお×塩山芳明トークイベント6/27(土) 一箱古本市 in サンモール一番町---------------------------------------------------を行います! ここで随時生中継、といきたいところですが、ここ数日は難しそう。どうぞその足で、目で確かめてください。お待ちしています!
今日は「古本縁日」の搬入日。古本と雑貨を積んた大型ワゴン車が12時過ぎに到着。立石書店・岡島さん、古書往来座・瀬戸さん登場。前日から仙台入りしていた武藤さんも一緒に歩いて駅前へ。新幹線で来た古書現世・向井さん、浅生ハルミンさんが合流して、最初のイベント(?)朝市の海鮮屋へ。限定10食の中落ち御膳を頼み込んで予約しておいたのだ。瀬戸さんのために。黙々と食べる瀬戸さんを見てうれしくなる。 食後は、塩竈、松島、青葉城…と、それぞれ行きたいところへ。本日、晴天。どうぞ仙台を満喫してください。私は火星の庭でいろいろな準備。 ◆ B! B! S代表・武田さんより一箱古本市の最大の懸案が、無事、クリアされたと報告をもらい、心底ほっとする。嫌な役をめげずに、忍耐強くやり遂げた武田さん、すごいよ。 ◆ 午後4時ごろ旅猫雑貨店・金子さんがやってくる。もうすでに仙台のあちこちを歩いたよう。ほとんど生中継で、旅猫さんのブログにアップされています!「武藤さんのブログを見て、歩いて青葉城まで行ったら、遠かったー」と。武藤さんのように歩く人は稀です。 そろそろ搬入の時間です。「ラック楽」「ラーメン」「ホンドラミニ」など意味不明な名前の什器が火星の庭の外に並んでいきます。製作者は瀬戸さん。これを仙台で見られるなんて…。感激。 明日は海月書林・市川さん、荻原魚雷さんもいらっしゃる予定。東京堂書店の畠中さん、晶文社のTさん、未来社Aさんも駆けつけてくれます。 閉店後の火星の庭、明日の準備中! 明日、あさって晴れのようです!あれ?日曜日の天気があやしくなってきた? 6/21(日)は夏至。一年で一番元気に太陽が降りそそぐ日。そんななか楽しく、にぎやかに古本縁日開催です。雨がふってもやっています。ご来場、お待ちしています!