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<庭番便り>、久々の更新。 2005.12.16  

 庭番便り、久々の更新です。火星の庭は夫婦二人でやっていますが、今回
は、いつもこれを書いている方じゃない方の執筆でお送りいたしますよ。
(いつもは前野久美子。今回は前野健一。)
 さて、オープンから5年半を越え店の看板付近に手を入れる予定のことで
すとか、この火星の庭HPの作成と管理をお願いしている菅原聖子さんの写真
展があって見に行ったことですとか、当店の店頭で好評販売中のパン工房
<麦>さんの新製品のことですとか、久美子の手作りで好評の無闇に気合い
の入りまくっているスイーツ類のことですとか、出張懐石の料理人・伊藤さ
んに包丁をといでもらったらすごく切れ味がよくなったことですとか、
カフェメニューで使っている無農薬野菜の農家・和田さんから久美子が帽子
をプレゼントしてもらったことですとか、盛岡のタウン誌「てくり」第2号
(待望の完成)の巻頭にその帽子の作家が登場してたりですとか、くものす
カルテットのリーダーで映画「美式天然」の監督・坪川さんがトリノ映画祭
でのグランプリ受賞のあと立ち寄り受賞の楯を見せて下さったことですとか、
田中栞さんの展示と講座の際にお世話になった岡田さんが最近手掛けた本の
装幀のことですとか、「田中栞の古本教室」を仙台市内の書店に委託販売を
お願いしてそれにまつわることですとか、各地の古本の市会へ久美子が出か
けて行って仕入れをしてくるエピソードですとか、この「庭番便り」に書く
とよろしかろうという事物は様々あるのですが、店の通常業務を遂行するだ
けでほぼ手一杯で「庭番便り」の執筆までなかなか手がまわらないという、
そんな今日このごろです。
 といったようなところにもってきて全く脈絡がありませんが、言葉という
ものは年月とともに変化していくものですね。人形アニメーションで撮影に
使う人形は「パペット」または「アニモデル」と言い、「フィギュア」は、
撮影に使うのではない鑑賞用などの人形を言う、といった感覚が僕はありま
すが、人形アニメーション用の人形も「フィギュア」と呼ばれるようになっ
てきたかしら。(「パペット」「アニモデル」については、人形アニメーシ
ョンでも大雑把に言って、『登場人物は人間の役者で、特殊な生物等が人形
アニメで描かれるケース』と『登場人物みんなが人形という映画で、全ての
キャラクターが人形アニメで描かれるケース』とがありますが、「パペット」
は前者・後者両方に使われ、「アニモデル」は、後者に使っても間違いでは
ないんでしょうけど主に前者の場合の用語という感じがしています。)
 去る10月に私のvideo作品が、NHK-BSの番組「デジタル・スタジアム」に取
り上げていただけたのですが、「デジスタ」のHP上の、作者紹介の文の中で、
僕の作る人形アニメーション用の怪獣を「フィギュア」と呼んでいました。
以前だと、「俺はフィギュア作ってんじゃねえんだよ!アニモデル作ってん
だよ!」となりそうなところですが、私、最近は柔軟な思考となってきてお
りますゆえ、「そうだ、言葉は年月とともに変化するのだなあ、段々人形ア
ニメーション用の人形も「フィギュア」と呼ばれるようになってそれでいい
のだなあ」などと思ったりしました。
 言葉の移り変わりといえば、人が入って演じる方式の怪獣は、「ぬいぐる
み」「着ぐるみ」ですが、制作の現場ではずっと「ぬいぐるみ」と呼ばれて
いて、「着ぐるみ」という呼び方は現場には無かった新しい言葉だそうで、
このあたりも考えてみると興味深いです。
 …と、本にもカフェにも全く関係の無い話でお送りし、そしてとりとめも
なく終わってしまう今回の庭番便りでした。次回は「ぬいぐるみ」と「着ぐ
るみ」について! すみません嘘です。やりません。

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