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QBBトーク&ライブ 2007.12.28  

火星の庭・2008年のはじまりはQBBライブ!
 

DVD-Book『中学生日記』発売記念ライブが火星の庭で行われます。
2007年4月の手ぬぐい展での衝撃のライブが忘れられない方も多いはず。
   再びパワーアップしてやってきます。
   もちろん「プロジェクターQ」の上映もあります。
 
2008年1月19日(土)
「DVD-Book『中学生日記』発売記念!QBBトーク&ライブ」
open18:30 start19:00 
チケット/2500円
(先着順35名、チケットは事前に購入願います)
販売方法/火星の庭にて1/5(土)より発売。
   (遠くの方には、チケット郵送します。
    メール、電話でお申し込み下さい。
    チケット到着後に、同封の振込用紙でお支払い下さいませ。)
 
 
  ★『中学生日記』は“人生で一番ダサい季節”の中学生が主人公の
   ギャグ漫画。これが実写版になって、<せんだいメディアテーク>
   で上映されます。上映の情報はhttp://blog.livedoor.jp/novirgin/
 
火星の庭でのトーク&ライブは、メディアテークでの上映の前夜。
『中学生日記』作者のQBB(久住昌之・卓也兄弟)が、
歌にトークにスライド上映で、絶妙な笑いと涙の世界を繰り広げます。

  (↑画像は、2007年4月・火星の庭でのトーク&ライヴの模様)
 
心の底からおすすめします。笑って、笑って、ひたすら笑って、
真冬に熱〜くなること間違いなし、お見逃しなく!


加藤哲夫ブック&トーク3回目、大盛況! 2007.12.25  

3回目となった「加藤哲夫ブックトーク」、今回は16名と一気に倍ぐらい
参加者が増えました。哲夫さんの話は一度聞くと病みつきになりやすい。
メディアやマスコミで誰も言っていないことをさらりとわかりやすく話し
てくれます。
 
この日はテーマがありました。
「最近の新聞記事から気になるところを切り取って持ってくる」というも
のでした。提出されたのは、例えば。
*「沖縄ノート」
*「食品Gメン」
*「陪審員制度」
*「大学生に生活習慣を教えるNPO」
どれも気にはなるけれど、ふだんなかなか会話のなかで話題にすることは
ない。考えてみてもよくわからない。どんな本を読んだらいいんだろう。
ここで加藤さんの出番。加藤さんの見解と、それにまつわる本の話など、
どんどんいろんな方向に話が飛んで刺激的でした。知識や体験が深いので
話は難しいときもありますが、質問にも随時答えてくれてていねいです。
いつも思うのは、思索と行動が密接につながっていて、それが明解だとい
うこと。このあたりに哲夫さんが各地でひっぱりだこになる理由があるの
かな。「自分の読書体験」を持った人は、その人しか語り得ない言葉を持
つことになるから。本を読んでどう考えたか、生き方が変わったか、とい
う体験談が面白い。参加者の方もメモを取ったり、うなずいたり。

ざっくばらんな雰囲気で、社会のこと世界のことを考える、そして理解す
るために必要な本に出会う、当初思い描いた空気に近くなってきて、うれ
しく感じました。それは哲夫さんが本当の意味で、ニュートラルな人だか
らできるのだと思う。自分が見たくないこと、都合の悪い方向まで視野に
入れるのはたやすいことじゃない。「沖縄ノート」の話で何度も「真実は
一つじゃない」と言っていた。
 
「真実を決めることや、悪者探しよりも、大事なのは歴史から何を学ぶか。
他人事じゃなく自分がもしそこにいたらどうするのか、想像することから
始まる。」
 
という言葉が印象に残りました。
 
終了後は、初の交流会。お酒の好きな哲夫さんに、とっておきの(高級で
はないですが)ワインと日本酒を用意。ワインは勝沼酒造の赤ワイン。日
本酒は乾坤一「冬華」。哲夫さん、さらに軽快にトーク。ボケ役(私)も
しっかり酔っぱらい、これ以上記憶にございません。
 
次回は哲夫さんが超多忙スケジュールのため未定ですが、2月中に開催を
予定しています。決まり次第ご案内します。手帳を見せていただいたら、
真っ黒。1月はイギリスのNPOの視察が入っていましたよ。


友部正人トーク&ライブ『ジュークボックスに住む詩人』 2007.12.24  

12/15(土)火星の庭で4回目の友部正人さんのライブが開かれまし
た。準備から相当に気分が盛り上がっていて、トークにつくドリンクとス
ウィーツboxの妄想が止まらない。結果、紙コップにライブタイトルでも
あるエッセイ集『ジュークボックスに住む詩人』(2007年8月発行/思
潮社)の表紙コピーを巻き付け、スウィーツboxは火星の庭俳句会の参加
者(友部夫妻も)の句を主宰の渡辺誠一郎さんが清書してくれた原稿用紙
のコピーで包装し、蓋を開けると今回のライブ用にお借りした友部さんの
写真入りメモリアルカードがにっこり微笑む、というものに。なかのお菓
子はパン工房麦さんのシナモンスティックパイ(を赤いリボンで飾り)、
キャロブ・クッキー(新作クッキー)とレーズンスコーンは私が夜中にせ
っせと作りました。「こんなことやっていないで、睡眠取りなさい」と奥
様のユミさんに呆れられました。好きなんですねぇ、なんだか小学校のク
リスマス会のようで。ふだん隠れている乙女心が喜びます。図に乗って、
友部さんに写真をお願いしてしまった。やさしい友部さんです。

 
前半は、『ジュークボックスに住む詩人』の一部を朗読しながら、紹介し
ているシンガーソングライターについて語る内容。他の人の詩を紹介する
ことで、友部さんが言葉のどんなところを大切にしているかが、伝わって
きます。詩の朗読というと聞く方が構えちゃうようなところがありますが、
友部さんの朗読は、自然体で言葉がすっと入って来ます。

 
トーク後半に、俳人の渡辺誠一郎さんがゲストで登場。友部さんが俳句に
ついて渡辺さんに質問するという感じでスタートしました。渡辺さん曰く
「俳句を知らない人には、俳句というと芭蕉や一茶ばかりの黴臭いものと
思われているが、そうではない。」と言って、現代俳句の若手の作品をい
くつか朗読し、俳句が言葉の表現の最前線であると熱く語ってくれました。
気に入った句。
 
「路地裏を夜汽車と思う金魚かな」
 
友部さんもかなり興味津々で、対談は盛り上がりました。渡辺さんを友部
さんが「僕の俳句の先生」と言っていましたが、お二人は同じ歳。ビート
ルズを聞いてギターを手にした少年と、ビートルズには惹かれなかった少
年の出会いでもありました。
 
休憩の後、いよいよライブ。チケットはあっという間に完売して、当日も
問合せが数件あり、お断りした方々もいて申し訳ございませんでした。山
形や福島から来てくれた方もいました。なるべくゆっくり観ていただきた
いと思い、異例の大改造。一番大きな本棚を外へ出して、小さな棚も移動
する。40人入っても窮屈な感じがなくほっとしました。安くないチケット
代をいただいているので、このぐらいはしないと。イベントの時にいつも
手伝ってくれる友人のMさんとWさんがこの日も裏方を支えてくれました。
ありがとうございます。いつも読みが甘くてすみません。
 
ライブは新曲から「びっこのポーの最後」など往年の名曲まで幅広く演奏
され、最後は「おばあさんのやかん」の朗読で終了しました。トークの穏
やかな空気が一変して、全身全霊で歌う友部さんに圧倒されます。18:30
終了。3時間に渡ってたっぷりと友部正人の世界を味わえたのではないか
と思います。

友部夫妻はこのライブの前日に仙台入り。火星の庭俳句会にも参加いただ
きました。12月なので忘年会もしようということで、いつもだとどこかの
飲み屋さんへ行くのですが、「ふだんの雰囲気でやりたい」という友部夫
妻の要望で火星の庭で行いました。参加者14人、東京のM新聞のKさんも
参加。かなり気合いを入れて料理を作り、お気に入りのワインと日本酒を
用意して、夜遅くまで盛り上がりました。最後に記念撮影。みんなすごい
いい笑顔。
 
次の日友部夫妻は「8時に起きて、青葉城まで走ってきたよ」と言うでは
ないですか。火星の庭近くのホテルから、山のてっぺんにある青葉城址は
走っていける距離ではありません。しかも友部さんはふもとの博物館から
青葉城址まで3往復したそうな。すご過ぎです。やはりミュージシャンは
タフじゃなきゃやっていけないですね。っていうか、仙台の街を歩いてい
て、ジョギングする友部さんに突然遭遇したらファンとしてはかなり衝撃、
と思いました。ご本人はそんなこと少しも思っていないご様子ですが。
 
あーー、準備は長いのに、終わってしまいましたよ。また友部さんのライ
ブをする日まで、火星の庭を続けていけるようがんばろう、と思うのでし
た。


「恵文社大蚤の市」は12/25(火)から1/7(月)まで 2007.12.18  


たった今、古本がぎゅっと詰まった箱10個がトラックに積まれ、京都へ
向って出発いたしました。いよいよ来週から恵文社さんで大蚤の市開催
です。ほんとに綱渡りの準備でした。イベント連発の12月、昨日になって
も準備がはかどらなかったところ、救世主のようにTさん、Wさん、Mさん
が助っ人にやってきてくれた。3人とも私よりはるかに作業能力が高く、
サッサッサーーーーと仕事が進んでいく。毎度ながらすごすごキッチンへ
引っ込んで、まかない準備。昨日は、そばクレープを作りましたわよ。
料理ができてよかったぁ、ってちょっと違うな。とにかく、現時点ででき
る限りのものを提供しています。本のみならず、紙のものいろいろ。200
円から5万円まで、幅広〜〜い内容です。点数にして500点以上。どうぞ
ご贔屓のほどよろしくお願いしますーーー。と西に向って叫ぶ。はぁ、こ
れで東北の長い冬を乗り切れたらいいねぇ…(ボソッ)。この機会に在庫
の見直しがだいぶできたので、店内の本も充実させていきます。仙台の方
も「いいのは全部京都でしょう」なんて油断は禁物ですよ。ご来店お待ち
しています!


ただ今せっせと準備中 2007.12.18  

今年のクライマックス「友部正人トーク&ライブ」の余韻が冷めないまま
「恵文社冬の大蚤の市」の準備を必死でやっています。300册以上の本を
パソコンに入力し、一冊づつスリップ付け。金曜日に発送なので、自宅に
持って帰って、店でも家でも集中してやっています。内容はファッション、
絵本、食、アートを中心に、渋い本もちらほら。今年仕入れたまま手つか
ずだった本がほとんどなので、おもしろい品揃えで参加できそうです。恵
文社さんは本好きに限らず、センスの良さで広く知られたところなので、
火星の庭の本がお客様のお眼鏡に適うか少々不安ですが、あと少し、がん
ばります。関西の方、どうぞよろしくお願いしま〜す。友部さんの報告は
また改めてゆっくりします。おかげ様で大盛況でした。ありがとうござい
ました。明日12/19(水)の加藤哲夫ブックトークはもちろん行います。
終了後は宴(ワイン、日本酒、私の手料理)もしますので、お気軽にどう
ぞ。忙しくてもそれはそれ。
 
年末年始のお知らせ
 
12/31〜1/4までお休みします。
 
ということで、年内は12/30(日)17時まで。
年明けは1/5(土)からです。
どうぞよろしくお願いいたします。


まず画像だけ 2007.12.9  

文章、これから



目的を10個くらい持って東京へ行ってきました。 2007.12.8  

主な目的は、エコロジカル・ブックスでお世話になった方にお礼を言うこ
と。ずっとメールと電話でのやりとりだったので、なんとか年内中に直接
ご挨拶したいと思っていました。ご協力いただいたすべての人にはお会い
できませんでしたが、目白のポポタムさん、西荻窪のナワ・プラサード書
店さん、新宿の模索舎さんに、行くことが出来ました。インタビューでも
ご協力いただいた書肆アクセスさんがないのは、ほんとうに残念だけど。
いずれの本屋さんも独自の鑑識眼を持って本をセレクトし、居心地のいい
空間を作っていました。「本屋は本を買うところだけではない」し、空間
が変わると本が見違えること、痛感しました。お礼を言うつもりが、労い
の言葉をいただいて、励ましていただきました。
 
お茶の水のみみをすます書店さんで東京編・エコロジカル・ブックス100
を見てきました。11月末まで火星の庭で展示していた本が巡回している
のです。東京のど真ん中のこじんまりしたギャラリーは、人でいっぱい。
入り口で店長の佐々木さんにご挨拶。瞳がきらきらした若い女性です。楽
しんで仕事をしているのが伝わってきます。エコロジカルブックスを準備
中に、佐々木さんから電話をいただいて「うちでもエコロジカル・ブック
スの展示をやりたいんですが」と言われたときはうれしかったなぁ。
みみをすます書店はエコロジーショップGAIAの3階ですが、この日はすぐ
近くのギャラリーで期間限定で古本カフェをしていて、玄米ランチとスウ
ィーツを食べました。こころとからだが喜ぶいい味でした。
 
ほかに気になっていたカフェ、本屋さんを遊び半分、仕事半分でいくつか
行ってきました。神保町のカフェ、ヒナタ屋は女性2人でやっている小さ
なカフェ。食べものも手作りの味で、店内は明るくいい感じ。リトルマガ
ジンコーナーもありました。次にブログがおもしろすぎる吉祥寺の古本屋、
バサラブックスさんにも行きました。店長Fさん、バイトのSくんともに、
予想通りいいキャラでした。あんなに人通りの多い古本屋を初めて見まし
た。西荻窪の音和館さんは相変わらずため息の出る書棚。奥様と少しお話。
おっとり控えめでそれがかえって音羽館のすごさを高めていると感じまし
た。ヒナタ屋さん、バサラ・ブックスさん、音羽館さんで『24人に聞くエ
コロジカル・ブックス100』を扱っていただけることになりました。あり
がとうございます。
 
そして夜は高円寺の古本酒場コクテイルへ。今回の主目的の一つはここで
飲むこと。一人でふらっと常連みたいに行ってみたくて、特にだれとも約
束しないで行きました。すると古書現世の向井透史さんから電話をいただ
いて、来てくれると言う。少しして「古本暮らし」の著者荻原魚雷さんも
登場。向井さんからわめぞの来年の展開について聞く。かなり好みな内容
でした。魚雷さんが旧友の『インチキ手回しオルガン弾き』(←自称がこ
うなんです)オグラさんを呼んでくれて、火星の庭でのライブが来年実現
することに。西荻窪の古本屋・興居島屋の石丸澄子さんが仕事が終わって
駆けつけて、なんとバサラブックスのFさん、Sさんも来て…………、酔っ
ぱらった…。
 
コクテイルの空気は私の理想の一つです。自由なのに、冷たくなくて、居
心地いいのに、よどんでいない。お客様と店主がべったりでなく、無関心
でもない、この頃合いはすごく難しいと常々思っている。お酒もおつまみ
も安くておいしい。コクテイルいいなぁ、狩野さんはすごいなぁ。って言
うと、表情も変えずに「フン」と口だけで笑った。ほんとなのに。(でも
素面だと言えない)。
 
次の夜ももちろんコクテイル。澄子さんが呼びかけてくれて、たくさんの
方に会いました。久住卓也さん、岡崎武志さん、荻原魚雷さん、神保町の
名喫茶店の店長Tさん、最近大阪から上京してきたMさん。編集者の中川六
平さんにも。そしてなんとミュージシャンの(そしてブコウスキーの翻訳
者でブームの火付け役)中川五郎さんが偶然飲みに来ていて、途中からラ
イブ会場となって、生の演奏に酔いました、シビレました。六平さんが中
川さんの同級生でこれまた30年ぶりに偶然会ったとかで、大ノリ。 他に
も知っている古本屋さんや作家に会えて、むむむ、コクテイル恐るべし。
 

岡崎さんから「今回はどうして上京したの?」と聞かれる。
「逃避でーす」と答える。「そうかぁ」と岡崎さん。
実はずっと上京のタイミングを計っていたが、秋以降、加速度的に仕事量
が増え、体が身動き取れなかっただけだった。12月もこの週を逃したら、
来れなかった、というだけ。もうちょっとやること減らすべきではないの
か。「私、がむしゃらになるのやめようかな、暑苦しいもんね。ウザイと
か思われて」なんて柄にもなく言うと、「それはあかんやろ。がむしゃら
は前野さんの専売特許やから」と言ってくれる。「来年、筑摩書房から
『女性古書店主列伝』(仮)が単行本で出たら、火星の庭でトークしよう
な」と。え!!ほんと!?酔った勢いじゃないでしょうね。しっかり記憶
しましたよ、オカザキさん。皆さんも覚えておいて下さい。もしかして、
歌ってくれるかも知れません。
 
 
 
あ!!大目的、市場にも行きまくりましたよ。資料会大市、明治古典会、
南部支部(五反田)3ケ所の市場。
 
資料会は年一度の大市。見るだけでも2時間かかり、ふらふら。
入札しまくったけど、落札したのは1点のみ。レオノール・フィニの洋書
の画集。全国から古書店主が参集しているわけだからこんなものか、と自
分をなぐさめる。明治古典会では、戦前の千代紙11枚、昭和11年前後の
マッチラベル集3冊、昭和初期の婦人雑誌など、かなり心が動いたものが
落札できた。でも入札数から言うと、もうちょっと落札したいところ。



地方は振り市が多いので、入札制に慣れていないハンデが大きいか、と地
方古本屋の哀しさを味わっていたところ、日月堂さんに会い、「これから
南部支部の市に行くから、いかない?」と誘っていただいた。海ねこさん
ともばったり会う。古本屋さん仲間とお昼に行くと言うので同行させてい
ただく。二日酔い、と言いつつ、カツ丼ざる蕎麦セットに笑われる。
夕方から、南部の市。日月堂さん、海ねこさんとタクシーで五反田の南部
古書会館へ。車中、日月堂さんトークを聴きながら。いつもながらおもし
ろくて、心地いい。常日頃、自分の仕事をきっちり客観視しているのを感
じる。日月堂さんは後続の古本屋にとって星のような存在だ。
南部会館は2回目。市の雰囲気も和やかでほっとする。もともと来れなか
った市だし、比較的楽な気分で入札する。
疲れたので、海ねこさんを誘ってフレッシュネスバーガーへ。
すると日月堂さん、ポラン書房さん、股旅堂さん、徳尾書店さんも合流。
気兼ねのない、古本店主談義。ポランさんが自身の経験から買い入れの秘
けつを伝授。ありがたいが、だれにも応用がきくノウハウではない。他愛
のない古本話で笑い合う。こんな風に、東京の人達は過当競争の古本世界
を乗り切っているのだなぁ、と感じる。仲間がいるのはいいなぁ。
 
今日、南部支部から荷物が届いた。なんと大きい段ボール4箱落札したの
だ。入札したほとんどを落札したことになる。最後に福が来た。南部がす
ごく好きになりました。また、行きます。終わってから皆さんで飲みに行
くのをうらめしく帰ってきたので、今度は泊れる日程で行こうっと。
何しに行ってるんだ〜(←留守番ケン)。


12月の火星の庭 2007.12.3  

今年は実にたくさんのイベントを開催しました。店内のカフェの壁は、中
林ういさんのバッグ作品、海野弘さんの著書、くすすみ手ぬぐい、小枝コ
レクション蔵書票、エコロジカルブックス100、と休む暇なく稼動してい
ました。ご苦労様です、壁。しばらく何にもない真っ白状態で、これはこ
れで新鮮と思っていたところ、小枝コレクションの小枝さんが、萩原英雄
の版画を持ってきてくれました。大好きなので見とれていると「貸してあ
げるから飾ってもいいよ」と。先月94歳でお亡くなりになり、追悼の気持
ちも込めてミニ作品展です。作品の一部は販売もしています。愛好家たち
のために作られた「つれづれの会版画集」のなかの10枚です。すべては展
示してませんので、興味のある方はお声がけ下さい。

  
 
15日には友部正人さんのトーク&ライブ。こちらのチケットはあっとい
う間に完売しました。が、もしライブだけでも聞きたいという方がいまし
たら、ご連絡下さい。ライブではテーブルを外した分、数名だけですが、
受付できます。チケットは3800円になります。トークでつくドリンク
とお菓子はつきませんのでその分の代金はいただきません。時間は17:
00〜18:30。売切の時はご容赦ください。来年も必ず仙台でライブ
をするはずですので。
 
 
 
もう一つは加藤さんのブックトーク、年内最後の開催です。
 
『加藤哲夫のブックトーク
  〜てっちゃん今なに読んでるの?〜
               vol.3 』
12月19日(水)19:00時開始  入場無料

せんだい・みやぎNPOセンターの理事をつとめる加藤哲夫さんは、稀代の
読書家。仕事場は本の山脈。そんな哲夫さんが今もっとも注目する本、作
者について語っていただくシリーズです。膨大な出版物から今、何を読ん
だらいいのか。一冊の本で人生が変わることもあるかもしれない。そんな
「生きる糧としての読書」を学びませんか?のんびりお茶を飲みながら。
年間100回以上の講演をこなす超多忙な哲夫さんを2時間独占!
目ウロコの話が続出ですよ。
 
加藤哲夫のブックトークは、DVD&BOOK
『加藤哲夫のブックトーク 〜てっちゃん今なに読んでるの?〜』
として発売予定です。第一弾はただ今制作中。撮影・編集は前野健一。
 
今回のトークの終了後は、12月だしちょっとした宴を開きます(こちらは
有料。2000円前後)。お酒が飲める方は、「飲む態勢」(車で来ないとか)
でご参加を!一応、出席のご連絡をいただけると助かりますが、飛び込み
でもだいじょうぶです。
 
今週後半は東京へ行ってきます。しばらくぶりです。市場はもちろん、あち
こち人に会ってきます。いろいろな収穫が期待できそうです。
12/6(木)・12/7(金)はランチをお休みして、13時オープンと
なります。ご来店お待ちしています。


 
 
 


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