【開催前の告知】

  「安保cafe」の第8回のお知らせです。

  

  昨年11月から始まり、
  これまで、火星の庭を会場として6回、別会場で1回、計7回を数えた「安保cafe」は、
  【安保関連法に反対する被災三県大学教員有志の会】の先生方が主催する
  取り組みのひとつです。


  

      上写真は第1回の様子(火星の庭にて)

  安保cafe 第8回
  テーマ:軍事研究と大学
  話題提供:原塑先生(東北大学准教授)

   原先生より
  2008年に防衛庁は軍事技術に関する大学との共同研究を開始しており、
  その後、軍学共同研究の件数は年々増加しています。
  第二次世界大戦後、
  日本の大学に所属する研究者は、平和を目的とする研究にのみ従事し、
  軍事研究を行わないという原則を堅持して研究活動を
  行ってきました。
  現在、 この原則は崩れようとしています。
  今回は、
  参加者の皆さんに大学に対して何を期待するのかを伺いながら、
  軍学連携が強化される情勢下で、
  大学に所属する研究者が何をすべきかを考えていきたいと思います。
  


  お問い合わせ:
  安保関連法に反対する被災三県大学教員有志の会
  antisrbtohokuoffice@gmail.com

  【リンク】
  『安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会』
   http://antisrbtohoku.wix.com/manifesto

  ☆これまでの各回の様子は
    下記のページにてご報告しています☆
  
  

  


  


  


  


  

  参加は無料で、要1オーダーです。
  どうぞよろしくお願いいたします。



  【終了後のご報告】

  昨日3月18日(金)は、閉店後の7時から、
  「安保cafe」の第8回を行いました。
  
  テーマは「軍事研究と大学」、話し手に東北大学の原塑先生をお迎えして、
  前半は原先生のレクチャー、後半は質問や感想を話し合いました。
  
  「軍事研究と大学」というテーマに対して
  どこか遠い話のような気がしていましたが、
  大学での科学研究が軍事研究と接近することは、
  学外の市民生活にも大きな影響が及ぶこと、
  またそれが刻々と進んでいることがわかり
  背筋が寒くなりました。
  また、研究というものは工業技術や医療が進み生活が改善されるといった善の部分と、
  同じ技術が軍事利用や殺戮に利用されるなどの負としての両面を持っているものである
  と。
  個人的には、公害や原発事故後の科学者の言動に触れる度に感じる
  ジレンマとも通じるものがありとても興味深かったです。
  質疑応答では理系と文系が補い合うことの必要性なども語られ、
  時間が足りなくなるほど活発に対話が交わされました。
  原先生ありがとうございました!

      ★「安保cafe」とは★
       【安保関連法に反対する被災三県大学教員有志の会】の
       先生方が主催する取り組みのひとつで、
       昨年2015年11月から始まり、
       これまで、火星の庭を会場として7回、別会場で1回、
       計8回を行っています。

      ★安保cafeはこの後も続きます。
       日程、テーマはまたあらためて
       この火星の庭HPにてお知らせします。
      
  お問い合わせ:
  安保関連法に反対する被災三県大学教員有志の会
  antisrbtohokuoffice@gmail.com

  【リンク】
  『安保関連法案に反対する被災三県大学教員有志の会』
   http://antisrbtohoku.wix.com/manifesto



 book cafe 火星の庭

 〒980-0014 仙台市青葉区本町1-14-30 ラポール錦町1F
 tel 022-716-5335
 E-mail kasei@cafe.email.ne.jp
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