写真家の志賀理江子さんと書店の共同企画
  「Independent Bookstore Print Editions(IBPE)」
  についてのトークがyoutubeにアップされました。

  


  IBPEが発足して1年の節目にプロジェクトのこれまで
  とこれからについて、作家、参加書店店主、ギャラリ
  ーのオーナーらが2時間にわたり語り合っています。

  このトークはせんだいメディアテークの事業である
  アートノードTALK企画の一環で2020年の9月に火星
  の庭でおこなわれました。この日は録画だけをして、
  後日編集したものがせんだいメディアテークのチャ
  ンネルでこのほど公開されました。

  現在、IBPEは
  書店で展示販売するスタイルと
  Yutaka Kikutake Gallery(東京六本木)で販売
  するAID企画の2種類あります。
  いずれも志賀さんのオリジナルプリントを販売し
  ています。

  IBPEは、志賀さんと書店が共同で作品を選び、
  志賀さんが考案した額におさめてユニークピース
  (一点もの)として展示販売するものです。
  参加書店3店のどの店で売れても売り上げはシェ
  アされるようになっています。
  これには小さい本屋が共存していけるようにという
  志賀さんの願いが込められています。

  もう一つのAID企画は、
  エディションが切れた(限定のため追加でプリン
  トしない)作品をユニークピースとして販売し、
  収益は個人書店に寄付される仕組みをとっています。
  なんてありがたいことだと思います。


  本屋への愛情を惜しまない志賀さんの想いと行動に
  応えられるよう本屋の仕事をしていかなければと、
  奮い立たせられます。ましてや新型コロナ禍のな
  かでIBPEプロジェクトは大きな励みになっています。
  ご来店のお客様には、志賀理江子作品を間近でいつ
  でも観られる機会として、楽しんでいただけました
  ら幸です。


  動画ではさらにIBPEのくわしい成り立ちや趣旨に
  ついて語っています。ご興味のある方はぜひご覧 
  ください。


  アートノードTALK企画
  「 Independent Bookstore Print Editions 
   作家が作品を売ることについて、またその試み。」
  https://www.youtube.com/watch?v=zNFwtAKpsUg&feature=youtu.be

  出演:
  志賀理江子(写真家)
  菊竹 寛(Yutaka Kikutake Gallery)
  高熊洋平(書本&cafe magellan)
  菅原匠子(曲線)
  前野久美子(book cafe 火星の庭)


  2020年9月15日(火)
  会場:book cafe 火星の庭
  主催:せんだいメディアテーク
  (公益財団法人 仙台市市民文化事業団)
  企画:book cafe 火星の庭

  レポート
  https://artnode.smt.jp/report/20201218_8463


  IBPEのすごいところは、
  志賀理江子さんのオリジナル作品をいつでもふらっと
  観られることだと思います。
  現在、火星の庭では写真集「CANARY」に収録され
  ている「Dominique」を展示しています。
  青く光る湖の水面に立つ男と天を仰ぐ女の像が
  美しく、体ごと吸い込まれそうな一枚です。
  IBPEの作品は仙台市内では他に、マゼラン、曲線で
  ご覧いただけます。ぜひ足をお運びください。

  


  【link】
 「Independent Bookstore Print Editions」
  https://www.liekoshiga.com/ibpe

  書本&cafe magellan
  http://magellan.shop-pro.jp/

  曲線
  https://kyoku-sen.com/
  
  Yutaka Kikutakeギャラリー
  http://www.ykggallery.com/

  せんだいメディアテーク アートノード/art node
  https://artnode.smt.jp/

  ★火星の庭サイト内・IBPEのページはこちら

  



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